これってやはり化石? 私のライフスタイル!(2)

田舎ぐらし8年目、手作り大好きシニアです

仕立てあがった 紬の単 ‥‥ トトの母様からの着物から


5月に縫い始め紬の単は、5月中には仕立て上げたいと思っていたものの、やはりずれ込んで( 私の場合は多々そうなりますが まぁ想定内 )6月に入ってからようやく完成させました

衿付けをどのようにしようかと色々と悩んだものの、衿付け線に糸印をつけたラインで縫ってみました

こちらは 肩と衿肩あきの差が1寸あったので、つけ込み寸法は6分にしました

最近は 8分の繰越しと8分のつけ込みで 背縫いで1寸6分下がった位置に衿がくるようにしていますが、今回もこの1寸6分という寸法だけこだわってみました

実際衿付けするときは 衿肩あきにカーブがつけて切り込んであったので、いつもより衿側のゆとり分を縫い収めていくのが楽でした

仕立てあがってアイロンをかけたあとの 布の落ち着きもとてもいいので、押しの必要もなさそうです

今月中に1回ぐらいは袖を通してみたいと思っています

寸法は 

着丈  4尺2寸(いつもより1寸5分短い)

後幅  7寸8分 (肩から1尺5寸下がった位置から裾まで)

前幅  6寸2分

抱き幅 6寸2分

悩ましいのが 抱き幅です

抱き幅は脇からとるので、狭くしたいけど、狭くすると衽付け線が脇によってしまうし、そうるすと衿付け(衽の衿の流れ)まで脇によってしまい、着たときに綺麗な衿合わせにならない

きちんとした衿合わせを優先することになります

着丈の4尺2寸は 私が着る着物でぎりぎりの丈です

腰ひもの位置もいつもより低め、おはしょりも少なめにして どうにか収まる腰回りです

それでも いつもの寸法より1寸長い着物よりはるかに着やすいので、ほんとに着物って不思議だと思います


新しくしたのは、縫い直しのための糸だけで、衿裏もカラー胴裏が使ってあったので そのまま利用しました



しかし衿裏の衿幅の寸法がいつもの仕立てと違って寸足らず

衿先の始末をして 裏衿を褄型に作ろうとしていて気がつきました

ここまできてやり直すのも嫌で 強引にそれなりに整えてしまいました

自分の着物だから出来ることで、お預かりしたものならやり直しでしょうね

最初の仕立てが、衽付けがつまみ折りで縫い目を隠す仕立てだったので、寸法は変わりましたが、同じようにしました

この薄物のお仕立てのしかたも 何点かしているうちに コツもわかってきたように思います

こういう仕立てを考え出した日本人先人の美意識に改めて敬服してしまいます


アイロン台のカバーがだいぶ汚れているのも 写り込んでいて そろそろ替え時ですね

アイロンをかけているときには気がつかないものの、写真に取り込むとこういう見苦しいものが目に入ってきて ハッとさせられます


着物の柄は こんな感じです



着物の地の色は、手元の色の手帳でさがしてみると、砥粉色(とのこいろ)がぴったりなようです

今風に言えば、ベージュとひとくくりになるのでしょうが、ここにも日本人先人の色への繊細さが伝わってきます

私は 例えば電話でお世話になる呉服屋さんへ八掛けの色を相談するときとか、ネットで染めも扱っている店へ色の相談をするときに、この手元にある色の手帳を使って相談しています

お店で取り扱いがない色の場合は そのことがわかった時点でお店に行くのをやめるのです 

小学館から出ている本で、どの本屋さんでも取り扱っているわけではなく、お取り寄せしてもらいましたが、今ではネットで簡単に買えますね



新版 色の手帖―色見本と文献例でつづる色名ガイド
リエーター情報なし
小学館