
この博多帯は、太鼓と手が続いていて、胴部部が別になった二部式帯です
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お茶の稽古中のことです
稽古仲間の方に、締めてきた帯が頂き物の二部式だけど、お太鼓が下に落ちてきて・・・・
と、泣き顔
そこで、ハンドタオルを小さく畳んで、背中の胴巻きした帯と背中の間に挟んで差し上げました
お太鼓は、このハンドタオルの上に乗っかるので、安定してずり落ちなくなります
着物を着る時に、最初から小さく畳んだタオルみたいな物を挟んでおくといいですよ、とお伝えしたのです
が、
私は最初から二部式帯用のお太鼓をのせる枕を作ってあります

これがそう
長く下に伸びた垂れが、この枕を帯の胴巻きと背中の間に挟む時に重宝するのです
使い方は

まず帯の胴部分を巻き、枕の垂れが下になるように上から差し込みます
その後、胴帯の下から手を入れて、垂れを下に引き出して、枕が胴部分の上の位置になるように調整

垂れは、胴帯の中に押し込んでおきます
太鼓部分に帯枕と帯揚げをセットした物を入れて、胴帯部分にのせます

(この帯枕はお太鼓の山の形を作るためのもの)
お太鼓を持ち上げると、胴帯部分にお太鼓と帯枕が乗っかっているのがわかります

(帯の中に挟んだ枕は、お太鼓を帯の胴部分に乗せるためのもの)
手先の部分を前に回して仮止めし、お太鼓の垂れを下ろします
おはしょりが隠れる位置に垂れの位置を決めて、仮紐で固定

この時、垂れの長さが胴巻き部分の下に人差し指一本文だと、安定感のあるお太鼓の形になります
お太鼓の余分な部分を中に入れます

前に回して仮止めしてある手を通します
帯締めをお太鼓の間に通して結んで仮紐を外します
帯揚げの形を整えて、出来上がり

帯揚げは結ばず、入りの字の形に帯揚げの余った部分を帯と着物の間に挟んであります
着物用トルソーは、トトさんの母様が使っていた物
譲り受けて、今回初めて使ってみましたが、胴部部の補正を省略したので、やはりそれなりの出来上がり😅
母様は、チャチャッとこのトルソーに花嫁衣装や振袖を着せていました
使いこなすには、何回も何回も練習が必要なようです
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二部式帯を快適に締めるための一工夫
専用の枕を手持ちの材料で作ってみませんか
私は薄手のタオルとヘチマたわしで二種類作っています
ヘチマたわしは夏場に快適
タオルだと
半分に折ります

さらに1/3に折ります

ゆるめにくるくると巻いていき

滑りのいい生地(羽二重胴裏、長襦袢の残り、洋服用の裏地、使わなくなったシルクのスカーフなど)を一枚正方形に準備

中心より少し下に丸めたタオル置いて折り

反対側も折り、はみ出した生地は中に折り込み

ふたつに折り

枕部分がずれないように、荒く縫い止めるか、ゴムでまとめて完成です

ヘチマを使う時は、滑りのいい生地で包む前に、ガーゼでヘチマを包んでいます

ヘチマのたわし

ガーゼに包んだヘチマ